お楽しみはこれからだ。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『アベンジャーズ』のMCUでもエンドロール流れてる最中に帰るヤツおるけど(『カメラを止めるな!』はあまりのクソさにエンドロールの前に帰る人も居たけどw)。
まだ終わっちゃいねぇぜ。ねーちゃん、気が早いな。
もうね。ポスターからして素敵なんですよ。今どき『TRICK』劇場版と『カメラを止めるな!』しか職人さんが描いたような昭和感むんむんなポスターは見たことないよ。
野際陽子さんがいい味出してたなー(合掌)。
これ、クチコミ(今やネットね)で「面白い!」と広まっちゃって単館系だったのに拡大ロードショーにまで発展した作品なのね。こういう低予算(もしくは監督や俳優が有名じゃない)作品は制作会社が見たこともないような小さい所だったり大手配給会社じゃないから単館ロードショーなのであって。
でもそういうヒット作はよくあるのですよね。ジュネ監督の『アメリ』や細田監督のアニメ『時をかける少女』は連日行列ができるほどで拡大されたし新海監督の『君の名は。』は配給元の東宝さんがいろんな企画をして盛り上げたし。またアニメになりますが『この世界の片隅に』は日本国内63館だったのが最終的には400館を超えるという異例のロングランになったし。
◆昨年11/4(土)から行った6日間限定先行上映ではレイトショーにも関わらず連日午前中にチケットがソールドアウト。最終日にはオープンから5分で札止めとなる異常事態が発生!
◆「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018」でゆうばりファンタランド大賞(観客賞)を受賞 ◆6/23(土)より都内2館で公開がスタート。満席が続出し、見たくても見れない観客で劇場が溢れかえる!!
◆新宿K'sシネマでは公開以来全72回連続満席という驚異的な記録を樹立!!※7/22時点
◆7/22時点では、わずか全国8館での上映にも関わらず、公開後1か月足らずで動員数2万4928人、興行収入3858万5390円を記録し、インディーズ映画としては驚異的な成績を更新中。
◆映画レビューサービスFilmarksにて上半期満足度ランキング1位!!※レビュー数:500〜9,999件の作品内にて
◆興行通信社の発表する週末観客動員数ミニシアターランキングにて堂々1位獲得(7月21日~7月22日)
ここまで凄いのは異例中の異例かと。日比谷という場所柄もあるのかもしれないが毎日5回も上映していて尚且満員御礼状態なのはシネコンでも珍しいかと(普通は客足が衰えると回数を少なくしたり小さいスクリーンに変更するのだよ)。
で公式サイトで上映館数を調べたら北海道から沖縄まで189館ありました。すごすぎて鼻血出るわ。まだまだ増えるかも。夏休みというのもあるかもしれんがそれにしても客足が衰えないというのは(もしかしたら低予算映画で一番ヒットしたかも)。
さぁ、アナ雪の記録を塗り替えることができるか?わくわく。
★★
さて。肝心の映画は。ざっくり言うと二部構成なんですよ。最初にゾンビ映画撮影したのを流してエンドロールで〆。でもまた始まっちゃうという今までなかったタイプ。
そして最初の映像がクソ。紛れもなくB級どころかCでもDでもねーだろ。こういうの商業ベースで上映する自体あれなんじゃないの?つかあまりの酷さに怒った観客が映画館に火を点けるレベル。
なんで監督がカメラ目線なのか。間が悪すぎやろ。なんで二度もゾンビ止まっちゃうんだよ!ちゃんとやろーよ。
でもそれが伏線になってまして。第二部で回収しちゃうという仕組みに。意味のないようなわけわかんないシーンでも意味を持ってたりして。怒涛の回収劇。うん。こりゃ、大人気なのもわかるわ。
\(◎o◎)/!もうネタバレしちゃうと面白くなくなっちゃうから喋れないのが悔しい。
★
この作品ってホラーじゃないよね?
そんなエンドロールで帰る前に僕と踊りませんか?
ではまた( ´ ▽ ` )ノ