ちっともジャズないやんけ。ブロードウェイ演出家であるボブ・フォッシーの話やんけ。ジャズ警察が来るぞ。
どうしてもJAZZは音楽のジャズですがall that jazzは「あれやこれや」「なんでもあり」「いろいろ」という意味もあるそうで(俗語やね)。でも勘違いされそうだ。
まぁ皆さんお気付きの通り、
最近映画にもなったミュージカルの
シ○ゴの中にある曲のタイトルから捻りました。
で、この『シカゴ』というミュージカルはボブ・フォッシーの手がけた作品(映画は監督が違います)なのでそこから映画のタイトルにしたのですな。『オール・ザット・ジャズ』はボブ・フォッシー監督だから。ちょっと捻り入れてますね。
ボブ・フォッシーの自伝的作品でありながら役名はジョー・ギデオン(ロイ・シャイダー)となってます。ジョーが目覚めの朝にヴィヴァルディを聞きながらシャワーを浴び、飲み薬と目薬を服用し「イッツ・ショータイム!」と自分を鼓舞して映画は始まります。
そこまで朝の儀式を済ませないと目が覚めんのか。つか目に直接目薬付けると細菌が・・(汗)。目薬はちゃんとさしましょう。売れっ子振付師も大変ねぇ~というお話なのですが本当にめまぐるしいスケジュールで。「そんな不規則な生活じゃ倒れるぞ」とヒヤヒヤしてたら案の定後半に倒れました(想定内の結果)。
この倒れる寸前の演出が( ・∀・) イイネ!周りの雑音が一切耳に入らなくなって冷や汗だらだら出てくるわフラフラするわ・・ロイ・シャイダー上手いなぁ。つか入院しても隠れてタバコ吸ったり酒飲んじゃダメじゃん。
ジョーの脳内コンサートが良かった。ロイ・シャイダーは本当に楽しそうに歌ってるよなぁ。そういえば『マンマ・ミーア!』でメリルーが楽しそうに歌ってるのを思いだし(『マンマ・ミーア!』はメリルーよりも娘役のアマンダ・サイフリッドが歌うますぎてびっくりした)。俳優さんてミュージカルが好きなのかも。
★
ボブ・フォッシー監督。この映画の撮影中に倒れてしまい。なんとか持ち直して再開したが8年後に亡くなったそうです。本気で自伝映画だったんだ。