まぁ、なんというか普通な満足度。
普通でした。というかオリジナルも自分の中では普通なんだけどね。なんていうか「解決したけどそれでいいの?」みたいな。モヤモヤする感じ。
ただオリジナルが豪華キャストだからリメイク版も豪華キャストでなければならないという理由は如何なものかとw。オリジナルに比べて豪華さは劣るが名優(あんまり出演作多くない人もいたけど)ぞろいだから演技力はあったが。というか個性出しきれてなかったんじゃないか?
リメイク版のポアロはケネス・ブラナー。歴代ポアロの中でも一番格好いい!ポアロは丸顔でコロコロ太った印象強いのだが流石ケネスなんでストーリーが進むにつれ違和感なくなる。監督も兼用してるので全く同じ内容なのに微妙に違う演出で魅せてました。カメラワークがいい!列車が雪崩で立ち往生になるCGは凄い。ラチェット殺害現場を見せずに周りの人物を上から撮影してるなんてニクい演出。
でも微妙。
評価[編集]
本作は賛否両論となっている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには198件のレビューがあり、批評家支持率は59%、平均点は10点満点で6.1点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「映画史の古典となった1974年版に何一つ新しいものを付け足せていないとしても、スタイリッシュなセットとオールスターキャストのお陰で、『オリエント急行殺人事件』は脱線せずに済んでいる。」となっている[29]。また、Metacriticには43件のレビューがあり、加重平均値は52/100となっている[30]。なお、本作のシネマスコアはBとなっている[31]。
ま、映画評論家が酷評しててもヒットした例はいくらもあるわけで。でもこれは妥当な評価かな。感性は人それぞれだけどさ。
なんか「普通」感が抜け出せなかったな。冒頭のエルサレムの謎解きシーンはオリジナルにはなかったしオリエント急行からのくだりは全く同じ内容にもかかわらず(そんなに弄れないしね)演出を微妙に変えることでケネス・ブラナー色を出したわけだし。
豪華キャストだしオリジナルを知らない人は満足したのかも。悪くはない。悪くはなかった。ただシドニー・ルメット版のほうがケネス版より派手では無い分中身が濃すぎたんや。今まで見た中で一番微妙なリメイクですた。
★
ポアロが寝ている時に装着するヒゲ用マスク(独特なのだ)が面白かったな。見所そんなもんかヲイヲイ