『エイリアン コヴェナント』は『プロメテウス』の続編だったのね。忘れた頃にしれっと続編やるならダイジェストくらいやれ!心構えがw。
ま、前作よりマシなレベルか。流石に映像美は衰えてないんで魅せてくれるのですが。「人類の起源」なんて大風呂敷広げるから収拾つかなくなって続編に持ち込ませたリドリー・スコット監督。ふーむ。こう決着つけたんだねリドリーは。
ファンは認めんぞ。
エイリアンのファンじゃなくてマイケル・ファスベンダーのファンなら納得かもね(何故なら普段の倍は活躍してますから)。リドリー・スコットなんで期待値高すぎたのか普通評価になってしまいましたが。雰囲気は1作目と変わらない。とくにタイトル表示(だんだん文字が浮かび上がってくるやつ)が1作目と同じようにしてるのでファンとしては「おおっ!」なのですがね。
『スター・ウォーズ フォースの覚醒』の「おおっ!」とは比べ物にならないくらいショボかった(汗)。だって「SWはファンサービスし過ぎやろ!」と涙とよだれが溢れ出るほどだったもの。 ルーカスがディズニーに譲渡しちゃったからねずみ色に染まっちゃうんだろうけどさ。
話をエイリアンに戻して。今作のコヴェナントは移民船の名前なのね。そういや、プロメテウスも探査船の名前だ。やはりエイリアンなんで登場人物はアホばっかりw。唯一まともなのがダニエルズ(キャサリン・ウォーターストン)で「いくら近くにいい星見つけたからといってそこに行くのは未知すぎる。危険すぎるのでやめようよー」と言い張ってるのに多数決で行く羽目に。
あとはお決まりのとおりなんですが。エイリアン・エッグやフェイスハガー出てくるのですがね。へその緒みたいなのがついているチェットバスターが出てくるんじゃなくてまだ小さいが脱皮し続けて成長したのが出てきたぞ。ううむ。どうなってるんだか。
やはりギーガーなんで造形は格好いい。そういや『エイリアン』って監督とシガバー(シガニー・ウィーバー)の出世作であると共にH・R・ギーガーも広まったんだっけ(もともとギーガーはエイリアンで知名度が上がる以前にELPの『恐怖の頭脳改革』ジャケットで注目されていたそうです)。
後半、ダニエルズが「嘘やろ・・」つーくらいに活躍してましたが。やはりどうしても人類の起源ではなくエイリアンの起源になってしまったか。大風呂敷広げすぎたんや。
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そんなリドリーより僕と踊りませんか?
ではまた( ´ ▽ ` )ノ