そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

雪之丞変化。

coco.to

す、すまぬ。ワシが満足度を下げてしまった(「普通」評価しなければ満足度100パーだったのに)。空気読めなくてすまん。

 

感性は人それぞれなんで空気読む必要ないんだけどねw。

 

長谷川一夫の艶やかさ、若尾文子の美しさ。べらんめぇで姉御肌な山本富士子もいい味出していてキャストも最高でした。演出も良いのだけど自分の中では「普通」なのですよ。本当は「普通」の上だけどw。

 

では何故「良い」評価しなかったかというと。なんていうか舞台の演出をまんま映画に持ち込んだ感じなのですよね。これぞ映画!という感じがしない。確かに辻斬りに遭うシーンは舞台よりも映画ならではの迫力あるけど。

 

で、この『雪之丞変化』を調べたら

  • 映画 6回
  • テレビドラマ 3回
  • 舞台 1回

こんなにやってたのか。お芝居が最初ではなかったのね。しかも舞台は宝塚!タカラヅカと言えばミュージカルやないの・・。こ、こんなに愛されていた作品だとは。

 

★★

 

現代劇かと思いきや時代劇。勧善懲悪もの。旅芸人の女形・雪之丞(長谷川一夫)が親のかたきを取るというもの。まんまと雪之丞は成功するのだけど惚れた弱みを利用して復讐するというのは狡猾だなぁ。

 

でもって。先ほど何回も映画化、ドラマ化されてると書いたけど。全てに共通しているのは主演は雪之丞、怪盗闇太郎と一人二役なんだね(一人三役の時もある)。美輪明宏も雪之丞やってたのかぁ。最近もののけになっちゃったけどね・・

 

 

市川崑監督っていろんなジャンルの映画を撮ってるよね。