そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

『アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅』はワンダーでした。

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それは「ワンダーウーマン」。

 

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それは「ふろ水ワンダー」。

 

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す、すまん。このネタやりたいために映画見ました。

coco.to

バートンは監督じゃなくてプロデュースに回ったらしい。そうなのかどうかは知らんがキャラが甘い感じだしわりと展開もスピーディー(というか前作でキャラ説明してるからね)。可もなく不可もなし。普通の映画でした。

 

赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)はめちゃくちゃな性格だけど一途で乙女っぽいし白の女王(アン・ハサウェイ)は綺麗なんだけどなんか性格悪そうだよなぁ。バートンなんでどんなキャラも憎めないのだが。チェシャ猫かわいい。

 

今回はマッドハッター(ジョニー・デップ)のオハナシなんで前作より倍以上活躍(というか登場しているだけ)しとりますが。全然マッドやないやんけ。どちらかというとアリス(ミア・ワシコウスカ)が・・。初っ端から『パーレーツ・オブ・カリビアン』で「見る映画間違えちゃった?」かと思ったぜ。ま、どちらもデズニーだからいいけどさ(そういう問題か?)。

 

そして今回は新キャラ・タイム(サシャ・バロン・コーエン)が登場。ツイッターでもコーエンさんはコメディアンなんだからもうちょっと弾けてもいいのに・・という意見もあり。ただタイムのお屋敷が結構ユニークで好き。執事(?)も可愛いし。秒のキャラ達はいいね。それに合体すると分になるというもの好きかも。

 

時間を旅するわけですから赤の女王、白の女王の幼い頃のシーンあります。どちらもかわええ。床の間に飾っておきたい。もちろんハッターの子供時代も。かわええ。

 

BTTFみたいにタイムパラドックス(つまり過去の自分に会うとダメ)の概念がわかりやすい。つか素直すぎる展開だよね。そうなんです。今回「ちょっと物足りないかも」と思ったのはわりと素直に事が運ぶのですよ。いつものバートンらしい毒気がないというか。監督違いますがね(それでもプロデュースなんでいちおうバートン作品か)。

 

テンポいいし世界観もよいがバートンファンからすれば「あれれ?」かと(駄作ではないことは確か)。ファンでなくともバートン作品をあまり知らない人が見たら結構楽しめるかと(ツイッターでも10代20代の子らが絶賛しとるし)。

 

それにしてもだ。なぜ今頃続編なのだ?もう6年も経つのに。確かに「アラン・リックマンに捧ぐ」でしたけどね。リッキーなんで死んじゃったんだよぅ(ToT)

 

 

そんなワンダーより僕と踊りませんか?

ではまた( ´ ▽ ` )ノ