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そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

イヤな汗出る映画を集めてみたよ。

こないだ『真夜中のゆりかご』はイヤミスに近い映画だという記事書いたけど。あれ、日比谷シャンテの掲示板にぺたぺた貼ってある映画雑誌の切り抜きのネタなんです。監督が『未来を生きる君たちへ』のスザンネ・ビア監督なんで救いのあるラストなんだが(だから完全にイヤミスではないのだよ)。

 

そこで「ミステリーじゃないけど嫌な汗出る映画」を選んでみました。探せばまだまだありそうなんだけどパッと思いついたのではこんなもん。

 

悪魔のいけにえ

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カルト的作品。ホラーファンなら鼻血が出るくらい有名な作品。ホラーって低予算で出来るので映画としてはとっつきやすいのだけど「映画好きなんだけどホラーは別」という人も多いし評価低いよね。この作品も王道中の王道つーくらいなストーリー。殺人鬼が襲うというチープな作品だし血みどろシーン少なめだけどアイディアがすごい(だから未だに人気なのかも)。冒頭のストロボを充電する「キィィ~ン」という音は神経を逆なでしますね。何をそんなに撮影してるんだろう?とよく目を凝らしてみると人骨だったり・・もう心理的にきます。それと一番好きなシーンはねーちゃんが殺人鬼の家から逃げたんだけど捕まって家の中に引き釣り込まれた後。家の外観が長回しで映し出され最後に引き戸が「バンッ!」って閉まっちゃう。これはすごいや。

 

セッション

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 スポ根ものですた。鬼教官ものではキューブリックフルメタル・ジャケット』が群を抜いてすごいがフレッチャー先生のしごきもなかなか。アメとムチを使い分けてるなぁ(ムチの方が多いけど)。お芝居なのに共演者も怒ったというのがそれだけ役にはまり込んでいる証拠ですね。演奏者がわいわい集まって雑談している中フレッチャー先生が来るやいなやすぐに演奏に取り掛かる「この張り詰めた感じ」が凄いです。演出うまいなぁ。緊張感がこっちまで伝わってくるのでアクションじゃないのに手に汗握りました。

 

ゴーン・ガール

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イヤミス映画といえばフィンチャーしかいないでしょう。先ほどの『真夜中のゆりかご』もフィンチャーだったら完全にイヤミスにしてるだろうな・・と思ったくらい。そういえばフィンチャーの代表作『セブン』もイヤミスだなぁ(事件当日は雨ばかりで犯人が捕まるや否や晴天になるという演出もいいし)。『ゴーン・ガール』はエイミーが狡猾すぎですね。ストーリー中盤からエイミーがピンチになるんだけど予想を裏切ってすごい立ち回り(「ええっ!」みたいな)。とにかくダレることなくここまで突っ走っちゃった作品にしたフィンチャーを褒めてあげたい。でもフィンチャーって人気監督なんだけどヒッチコック同様、アカデミー賞には無縁なんだよねぇ。

 

灼熱の魂

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母親のルーツをたどる度に「こんな凄い人生・・」とため息ついちゃうよ。主人公が母親の生まれ故郷に行き最初は「海外からのお客さんだ」と歓迎モードだったのが母親の名前を出したら手のひら返したように「帰ってくれ」となじられるのは痛い。内容も結構重いから注意が必要かと。

 

【リミット】 

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閉所恐怖症の人は苦手かも。目が覚めたら棺桶の中にいたというシチュエーションスリラー。リアル脱出ゲームだなこりゃ。携帯あっても電池切れになったり砂の中に埋もれているからどんどん砂が落ちてきたりハラハラドキドキ。一人芝居なんだけど飽きさせない演出はさすが。テアトル系の映画館でやってたんだけどそんなにヒットしなかったんじゃないかなぁ。佳作だし。この映画の公開終了後に『キック・アス』やって立ち見が出るほどの大盛況だったんだけど自分はこの【リミット】が大好き。

 

冷たい熱帯魚

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 手に汗握るどころか喉がカラカラになった作品。でんでんが日本アカデミー助演男優賞をとったけど当然でしょう。つか彼は今まで良いひと役が多すぎて『冷たい熱帯魚』の村田役は二つ返事でオッケーしたとかw。社本(越吹満)がどんどんダークサイドに落ちていくのよ。園子温(爆笑ホラー『エクステ』の監督だったのね)パネェなぁ。黒沢あすかエロくて怖いよ。救いがないラストも凄まじい。

 

砂の女

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 不条理ものといったらこれで決まり。なんせ安部公房すから。ラストなんか後頭部を金槌で思いっきり叩かれたような衝撃。もうちょっとなんとかならんかったのか・・(汗)。

 

 

こんなもんが「嫌な汗出る映画」または「出汁映画」(なんかAVみたい。いやぁん)かな。ほかにもまだあると思うのだが。

そんな映画より僕と踊りませんか?

ではまた( ´ ▽ ` )ノ