そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

『メイズ・ランナー』はヤングアダルト向けの小説だったんだね。映画はおぢさんでも楽しめたよ。

coco.to

ほどよい満足度でw。『トワイライト』もティーン(女子?)向けだったんだけど『メイズ・ランナー』はもうちょっと幅広い世代からも人気みたいで。

 

なんていうか若者世代をターゲットにした原作だけあって「人気海外ドラマをスケールアップして映画にしてみました!」な感じです。最初は『CUBE』のハリウッド版かなと思ったのですがね。期待してなかったから良かったのかなんなのかw。

 

いろんな映画のイイトコどりです。脚本が結構凝ってあって真似事に終わってないのが( ・∀・) イイネ!冒頭から飛ばしまくり。普通は途中で「あんまり要らないシーンだよね」というのが出てきてダレルのだが『メイズ・ランナー』は最後まで走りきったよ。何でもないように見せかけて伏線が貼ってあるというのが凄いかも。

 

matome.naver.jp

NAVERまとめ仕事早いなー。つか全部twitterから引っ張り出してきてるやん。検索してまとめただけやん(汗)。さすがまとめクオリティ。

 

それはともかく。この作品は若手俳優がわんさか出てきます。注目したのが準主役のトーマス・ブロディ=サングスター。どっかで見た俳優だよなぁ・・とプロフ見たら『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』で若き日のポール・マッカートニー役だったんだな。「ポールいうより武田真治じゃんw」と思いながら見てたけどね。

 

あとウィル・ポールター。『ナルニア国物語3』で嫌な親戚役の子を演じ。成長したらマット・ジミー大西・デイモンに似てきたなぁ。あ、もちろん主演のディラン・オブライエンはロブ・ロウに少し似てたし紅一点のカヤ・スコデラーリオも良かったし。目玉商品(?)としてリーダー役のアムル・アミーンが「俳優のキャリアを積んだらデンゼル・ワシントンみたいになるのでは?」つーくらい格好いい。

 

でも映画は内容ありきなもんで。スケール大きくした『CUBE』かと思ったら『神様の言うとおり』色が意外と強くて。「ちょっとこの作品のいいとこどりっぽいよね」と思ったのが。

 

 

特にCUBEのような人間心理が垣間見られるようなドラマを予想してたのがサクッと裏切られ。なんつーかひとクラス40人前後のクラスが箱庭でサバイバルしているみたいな設定。確かにトーマス(ディラン・オブライエン)とギャリー(ウィル・ポールター)は対立してるがギャリーはそんなに悪い奴でもなさそうだし。どちらかと言えば「君の言い分もわかるよ」めいた感じ。

 

謎が謎を呼ぶ展開は( ・∀・) イイネ!ビジュアル的にもフラッシュバックがビシバシ流れて記憶が蘇りそうなんだけどダメで一向に埒があかないから見ているこっちまでぐいぐい引き込まれます。

 

でもね。映画を見た者(10人中12人くらい)が「それは・・どう考えてもおかしいやろ!」と言うであろうシーンがあります。いや、それは無理っぽいぞ。不可能を可能にするイーサン・ハントでも無理なんじゃね?つーくらい。なんていうか宇宙戦艦ヤマトであんなに苦労してイスカンダルまで行ったのに一瞬で地球に帰ってきた・・そんな感じ。ワープしても無理やろ!みたいな。

 

そこんところを多めに見ればあとは大丈夫です。ついて行けます。

 

 

もうちょっと迷路で引っ張るかと思いきやそうではなかったのねん。

そんな若手俳優より僕と踊りませんか?

ではまた( ´ ▽ ` )ノ