そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

映画『ゴーン・ガール』はフィンチャーのキャリア最高作品だというのは納得。

予告編見る限りでは「よくあるサスペンスかな?」と思っていたのだが。予想をはるかに裏切る展開で。ミステリ・サスペンスで手に汗握るというのは珍しいかも。

 

コーエン兄弟が監督したら『ファーゴ』みたいにだんだん歯車が食い違うようなストーリーになるかもね・・と想像してみたり(でも『ファーゴ』って最初から歯車なんてなかったけどw)。

 


デビッド・フィンチャー監督、「ゴーン・ガール」がキャリア最高のヒット作に : 映画ニュース - 映画.com

 

興行収入では最高らしいが。自分の中では『ファイトクラブ』に次ぐおもしろさ。それよりも『ソーシャル・ネットワーク』はフィンチャー優等生ぽかったな(まるで『アンタッチャブル』のデ・パルマみたいだ・・と思ったし)。

 

それはそれとして。予告編見る限りでは「なんだか普通のミステリ・サスペンスみたいだよなぁ」と思ってたんですよ。蓋を開けてみたらビックリ。何この展開?みたいな。アンジー主演『チェンジリング』も途中の展開にびっくりしたけど正にそれ。おもしれーー!

 

レビュー書きたいのですがこれ、どうしてもネタバレになってしまう(自分はあまりネタバレしたくないんで。しかもいろいろネタバレしないとわからなくなってしまうし・・)。なので箇条書きにするざます。

 

  • ネームバリューのある俳優はベン・アフレックのみ。にも関わらずここまで大ヒットさせたフィンチャーの力量はさすがだ。
  • エイミー役のロザムンド・パイクが演技めっちゃうめー
  • 彼女の演技歴は2002年からなのに『ゴーン・ガール』では沢山の主演女優賞をゲットしている

    ロザムンド・パイク - Wikipedia

  • エイミーの両親に何か違和感あり(それがキーポイントになる)。
  • 原作未読だが脚本が( ・∀・) イイネ!
  • この展開は予想つかなかった。
  • 前作『ドラゴン・タトゥーの女』のようなフィンチャーらしい映像はないがコレはこれで(・∀・)オッケー!
  • で、なんか『サイド・エフェクト』に少し似ていた(夫婦の有様がなんとなく)。

 

 

そんなフィンチャーより僕と踊りませんか?

ではまた( ´ ▽ ` )ノ