ごぜじゅう企画で『ブラック・レイン』を鑑賞。ううーん。リドリー・スコット作品なのに・・あまりにもフツーだ。映像美は相変わらずなのだが。
松田優作のカリスマ性はパネェ。これが遺作だとは信じられない。最近は息子さんたちも頑張っているのだがお父ちゃんほどのカリスマ性はないよね(ファンの方ごめんなさい)。
つかリドリーはキャメロンの『ターミネーター』に嫉妬して松田優作演じる非情なキャラを作ったのかな。あそこまでやっちゃうと「アッパレ!」としか言い様がないし。いやぁ、敵キャラが魅力的だと映画はヒットするよね。
これは格好良すぎてヤヴァイ
主役のマイケル・ダグラスやアンディ・ガルシア、高倉健よりも出番少ないはずなのに物凄いインパクト。さすが俺たちの優作。というか日本の描き方は「?」だしタイトルからして今村昌平作品『黒い雨』と微妙に被ってるし(英語と日本語の違いw。調べてみたらどちらも同じ年に公開されてます)。
何か微妙すぎるタイトルで。ちなみに公開は『黒い雨』が1989年5月、『ブラック・レイン』が同年10月です。映画会社考えたなw。
ううむ。もうちょっとタイトル捻れよ・・残念!戦争というよりはヤクザの抗争だし。抗争いうよりも佐藤(松田優作)の暴走だし。黒い雨関係ないし(セリフにちらと出る程度。つかこんなんタイトルすなー!)。
ともかく。松田優作格好良すぎてふつーの作品なのに彼の魅力でここまでヒットしたような作品です。撮影がヤン・デ・ボンかぁ。音楽ハンス・ジマーだって。この頃から活躍してたのか。
★★
オススメのリドリー・スコット作品を3つ程紹介。良い作品いっぱいあるんだけどね。
エイリアン
リドリー・スコットならこれで決まり!と10人中13人が言うはずです。シリーズ化しちゃったのにもかかわらず(しかも監督違うのに)ヒットしちゃうのはこの作品ぐらいなもんでしょう。エイリアンシリーズは1~4作目までシガバー(シガニー・ウィーバー)出てますがそれぞれの監督さんも今や押しも押されもしないヒットメーカーですからね。あげまん映画だ。
ブレード・ランナー
リドリー・スコットならこれで決まり!と10人中12人が言うはずです。この世界観はさすがだ。そういえばリドリーって日本好きなのかも(劇中にうどん屋台や「強力ワモト」の看板あるし)。ハリソンくんの出世作(あ、スター・ウォーズがあったかw)だし敵役レプリカントのルドガー・ハウワーの存在感がすごい。哲学入った台詞で格好いい!それに彼の妹的存在なダリル・ハンナが(・∀・)。確かこの作品で注目浴びたんだっけ。
テルマ&ルイーズ
リドリー・スコットならこれで決まり!と自分の中では好きな作品です。 あのカピカピした雰囲気がたまんない。ルイーズ役のスーザン・サランドン格好良すぎだしテルマ(ジーナ・デイビス)も( ・∀・) イイネ!ブラピもチョイ役で出とるで(この作品で注目されたらしい)。あのラストは「ああするしかなかったのか・・」と思いつつも爽やかだし。
★
そんなリドリー・スコットより僕と踊りませんか?
ではまた( ´ ▽ ` )ノ