そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

映画『グランド・イリュージョン』を観てfacebookを想ふ。

いやぁ、『グランド・イリュージョン』はエンタメしてましたな。面白かった。すげーすげー面白かった。エンドロール見てたらデビッド・カッパーフィールドの名前があったような気もしたのだけど監修に参加したのかな?

で。今回はそんなイリュージョンの話ではなく。なんとなくこないだ流行った(?)facebookで感動バスの話を思い浮かべ。内容はググれば詳しく分かると思うけど障害を持った子供とその母親がバスに乗ったら嫌なおばちゃんたちが影であからさまにイヤミを言い始めて(女子校ノリだよね)見るに見かねたバスの運転手が嫌味ババァ達に「降りろ」と言った・・そんな感動話。

それの姉妹版で飛行機で「私の隣が黒人だから席を変えて頂戴!」とほざいたババァにスチュワートが降ろしたという感動話。

それって丸パクリなんだってね。元は2ちゃんだとか(真相は藪の中だが)。それで「本当の話なの?」等と炎上状態になり。中には「感動したんだから嘘でもいいじゃん。頑張ってください」なんて子も(汗)。をいをい。丸パクリした奴に「感動したから嘘でも構わない」ってw。

これは映画の騙しと同じですかね。サスペンスで「あ、やられた!まんまと騙された」と(・∀・)。そう気持ちよく騙されたい・・みたいな。詐欺とかはダメだけど(犯罪だしね)映画やドラマの詐欺は(・∀・)オッケー!という感じですか。

それと同じような感覚がマジックやイリュージョン。観客は気持ちよく騙されに来ているようなもんだし。いかに巧く人の目を欺かがポイントやね。

「感動したから嘘でもいいじゃん」な子はそういう感覚で言っているのではないかと。オレオレ詐欺だったらナウシカのオームみたいに目を真っ赤にして怒るけどイリュージョンや映画のような騙しはおっけーという感覚。そういう感覚でものを見てるのだから著作権どーのこーのと説得させるのは無意味でしょう。

つか最近の子はケータイやスマホからwebに入るのでネチケットなんてググらないと思うのです。いくらスマホが簡易版のPCになろうが画面が小さいので読みもしないだろうと(文字を大きくすることができるけど)。2ちゃんの「半年ROMれ」というような暗黙のルールなんて知らないんじゃないかなぁ。そんな子が多いような気もして。

でわでわ。今日はこれまで。