そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

関連仲間な人は99パーセント挨拶TBする。

ただし、こういう人たちは、一般社会の文化をそのままネットに持ち込んで日が浅い人たちである。言い換えれば、ネットはちょっと違うところなんだ、ということに気づきはじめた人は、たとえばスパムはやめてください、と言い出したり、リンクがなければ弾きます、と言い出したりする。つまり、スパム攻撃を受けてトラックバックの意味を考えはじめるようになると、「言及リンク文化圏」や「関連仲間文化圏」へ移行するようになる。

これは「ごあいさつ文化圏」の項目なんですが。更に言うと「言及リンク文化圏」よりは「関連仲間文化圏」に移行しやすい・・かな。

「言及リンクこそが自分の求めていたトラバだ」と新天地を見つける人が最初はなんでも挨拶しまくるとは思えないからなんですね。むしろ「spamのような中身のない記事転載だらけのブログに『ありがとう』なんて今から思えば顔から火が出るような恥ずかしいことをしてたのね」と気付いた人は「関連仲間文化圏」のほうに行っちゃうのが多いのでは?またその逆も然りで「関連仲間」な人たちは「ごあいさつ」しちゃうのではないかと考察。

ボクは映画レビューも書くのですが如何せんはてな住人はブログ論、サイト論が好きなようなので(それに自分も好きでよく書くしね)自然とココのはてダは似非ブログ論が多いとです。たまにでもショボショボでもブクマされちゃったりするし「みんなの喜びそうなものをw。おぢさん、頑張っちゃうよ」とシコシコ精を出したりするのです。

で、映画レビューは主にメインブログで書いてるのですが(えせブログ論も書いてるよw)。書評とか映画レビューは「関連仲間文化圏」が多いのです。つかほとんど関連仲間でトラバし合ってますね。酷いのになるとカナーリ下の方までスクロールしないとトラバやコメントが終わらないんじゃないか?と思うほどクネクネしてたり。コメントがあれば人気の程がわかるものをトラバだけクネクネしてたり。

「仲良きことは美しき哉」という言葉もあるようにそれはそれでいいのですが・・なんつーか・・ここまでクネクネしてるとねぇ(汗)。さがらなおみも「いいじゃないの幸せならば」と歌ったことだし良いとは思いますがねぇ。でもねぇ・・。

自分も関連している記事で「これ!」と思うもの(つまり自分の舌足らずな文を補うかのような気に入ったエントリ)をトラバしてたのですが。ほとんどが「これって『ご挨拶文化圏』の人たち(もしくは名残り)?」なんですね。以前『悪の教典』のレビュー記事に「これは参考になる」と思ってトラバしたのですね(自分も同じレビュー記事書いたから。関連してたしね)。そしたらすぐにトラバされましたよ『悪の教典』レビューにw。

これ同じブログじゃなくても関連仲間文化圏(つまりレビューブログ)でトラバすると全く同じようにトラバ返されるのですよね。100パーセントそうですよw。つまり挨拶なんですな。その人たちにとってはそれが普通なの。mixiでいう「あしあと踏まれたら踏み返す」という影踏みかよ!というようなもん。

ただそこから何らかの展開があればいいですよ。トラバだって立派なコミュニケーションですからね。でも関連仲間文化圏の人たちは挨拶するだけなんですよ。つまり「行って来い」みたいな。そのブログに興味持ってなんらかのコメント残すなりまたチェックしに来たり・・という事は一切無し。まさにオウム返しなりw。

ピングバックとは、リンクを張れば、自分がしたいしたくないに関わらず、リンクを張ったことを相手に知らせる仕組みです。そのため、使っている側としては、逆リンクとしての役割を果たすでしょう。だから、とにかく大手のサイトからリンクを得たいのであれば、ピングバックがあらゆるページで実装されている状況であれば、大手サイトにリンクを貼りまくることで得ることが可能になる。もちろん、それはスパムだ。

「逆アクセスランキングを貼っているブログにリンクすると相互になります」ということを平気で言い放ったリファラスパム野郎と同じですな。つか相手にしてなかったらリファラスパムが来なくなったし。もうどうでもいいんだけどね。

それはそれとして。つまり文化圏の違いで衝突云々あってもほとんどが同じ文化圏同士でトラバし合ってるのだから衝突も起こりようがないよね。ムラビト同士で固まっているわけだからよそ者の行動が嫌でも目に付くみたいな感じかな。「はてブネガコメ嫌」みたいな(それはごく一部なのになのにね)。

でわでわ。今日はこれまで。