そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

文字おたく。

今は全然交流がないブログ(以前はよくカキコしてたのでw。レスが付くのは当然のことなんだけど一回もウチのブログに来てくれないとなんとなく遠ざかるんだよねww自分は「どーでもいいのか」ってw)。前に映画『模倣犯』の感想を書いたら「宮部みゆきは文字オタクだから・・」とレスが付き。文字おたく?一般の人なら活字中毒とか言われるけど小説家の文字おたくかぁ。どういう意味なのかなぁ?

んでもって。最近小説を読むようになったので。宮部みゆきの小説を買ってみた。『火車』『模倣犯』などの代表作ではなくて『誰かsomebody』w。ううむ。文字おたくかぁ・・さすがはベストセラー作家なので表現力は抜群だけど「おたく」というほどではないかな。小説家の文字おたくってビバ☆自分みたいに自分の書いたものに酔いしれちゃって「ほらほら、凄いでしょアタシ。これがベストセラーというものよオホホ」みたいな感じだと思っていたよww

なんていうか文章表現は凄いと思う。「なかなかやるわね」みたいな文章もあるしそこそこのヒネリはあるナニサマ。ただ自分としては海堂尊人当たり良さそうな表現力のほうが好きだな。なんか宮部みゆきは読者を選ぶという感じがする。面白いんだけどなんか自分には合わないというか・・。『誰か〜』を読んだだけなので一概には何ともいえないがw。

『誰か〜』の感想なんですが。宮部みゆきが登場キャラにこだわるあまり「なんでこんな面白そうな題材を」と思ったな。全体の3分の2を読み終えてやっと面白くなるんだものイライラする。でも残りの3分の1はジェットコースターを落ちるかのような面白さでしたハイ。「そうきたか!」という感じだったのですが主要キャラ以外にも拘るので「面白いけど・・残念」みたいな感が強かったです。

あとがきも読んだら「これはハードボイルドだ」とも書かれてたんだけどw。ほほぅ。マスオさんのハードボイルドねww(主役はお金持ちのお嬢様と結婚しているという設定)。もしかしたらこの主人公にイライラしてるのかもしれないなぁ。あんまり共感を得ないキャラなんでw。妻や娘を大事に思うあまり言いたいこともいえずしまいにゃ親切にしてあげてる人にも「この逆玉が」みたいなコト言われてなんも言い返せないキャラが嫌。

面白いんだけど読み返したくはないなw。『容疑者Xの献身』や『チーム・バチスタの栄光』は何度も読み返したんだけどw。宮部みゆきは自分には合わないのかもしれないww

でわでわ。今日はこれまで。