結構高評価。3回先まで席が残りわずかというのが凄い。大作とは違い東京では5館しかやってないしな。
あの登場人物の中でアーレン・ハード(ルイス・C・K)さんだけ架空の人物だそうで。実話だからなぁ。劇中でもジョン・ウェイン(デヴィッド・ジェームズ・エリオット)、カーク・ダグラス(ディーン・オコーマン)も実在するしね。
主役のブライアン・クランストンが上手い(海外ドラマ『ブレイキング・バッド』で大ブレイクしたよね)。何言われてもはぐらかして「煮ても焼いても食えないオヤジ」好演しとります。敵であるヘッダ・ホッパー役にヘレン・ミレン(安定の演技力!)。トランボの奥さんにダイアン・レインだし長女役にはエル・ファニング(とても綺麗になった)だし。脇役もあなどれん。
なかなか骨太な映画した。実話だしね~。でもひとつだけ腑に落ちない点が。エリア・カザンの名前がいっこも出てこない!あれぇ?おかしいぞぉ(byコナン君)。「赤狩り」といえば「エリア・カザン」というくらい有名なのに。「もういいかげん彼を許してやれよ。いっぱい名作あるじゃんかよぉ。裏切った方もそれなりに苦しんでいるんだよぉ」と言いたくなるけどな。それでも裏切りの罪は重かったか(汗)。
劇中ではエドワード・G・ロビンソン(マイケル・スタールバーグ)が密告するが。
ううむ。これ見るとどうしてもエドワードは密告してないみたいなんだよなぁ。もちろんブラックリストに載って仕事を干されたが。あれは公開放送だったから密告ではないのか?ようわからん。劇中でもエドワードは仕事を干されて仕方なかったようなこと言ってたのでそれは同じなのだが。
エドワードは実在の人物だけどあれはエリア・カザンだったのかな?と勘ぐってみたり。
赤狩りの密告者リスト
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ディズニーお前もか!